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DX教育事例:石川県警察様

2022年8月、石川県警察の警務課、情報管理課、サイバー犯罪対策課等の若手職員5名を対象に、DXに関する基礎知識の学習や簡易的なWebアプリケーションの開発といったDX教育を実施しました。講師は、Microsoft Base Kanazawa専任エンジニア1名(システムサポート社員)が務め、3日間で計12時間行いました。

 

■研修受講の課題や背景

石川県警察では、これまでの業務のあり方を見直し、デジタル化を前提とした業務運営にシフトすることで、業務の高度化、県民の利便性向上、働き方改革の推進といった諸課題へ的確に対応することを目指しています。このような中、Microsoft Base Kanazawaを運営するシステムサポートからIT人材育成のためのDX教育の案内があり、20~30代の若手職員5名が研修に参加しました。

 

■DX教育研修 実施概要

日程 2022年8月5日(金)、8月17日(水)、8月24日(水)の3日間
場所 Microsoft Base Kanazawa
受講団体 石川県警
https://www2.police.pref.ishikawa.lg.jp/
受講者数 5名
(警務課、情報管理課、サイバー犯罪対策課等に所属)
目標 DXに関する基礎知識を学ぶとともに、with コロナ時代の新しい働き方を体験。簡易的な Web アプリケーションの開発を通じて、自組織内の業務改善を実施する能力を身に着けることを目指す。
カリキュラム ①DX入門編(約4時間)
・DX概要、DX 活用事例の紹介
・新しい働き方(M365のノーコードツールを利用)
②アプリ開発基礎(約4時間)
・DX化ポイント発見ワークショップ
・簡易アプリ開発(M365のローコードツールを利用)
③アプリ開発実習(約4時間)
・プロトタイプ開発

 

■受講者のコメント

①DX教育の受講により期待される効果

・マインド変革を目的とした講義とツールを用いた実践演習がバランスよく構成されており、DXを推進する上で基礎となる能力を効果的に身につけることができた。
・今後、研修で用いた検討手法やアプリを活用して、積極的に業務の見直しを図っていきたい。

②参考になった点

・As-Is/To-Be分析による課題抽出や対応方針策定の手法は、あらゆる分野で活用が可能であり、研修で用いたツールの導入とあわせて、業務の見直しに積極的に活用していきたい。

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